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恋愛日記 39





誰かが入ってくるかも知れない・・・そんな不安もあったが、慣れしんだ場所で、それも外灯の灯りだけしか入ってこない部屋は、それほど違和感を与えなかった。

ホテルだったら数倍も緊張しただろう。自然の流れでこの部屋に落ち着いたのはある意味幸運だった。

何より松井の存在が大きい。もしもの場合は彼が何とかしてくれる・・千春は信頼しきっていた。



胸が、それも乳首がこれほどまで感じるものだとは思ってもみなかった。まるで別の生き物のように自分を主張して、千春の必至な制御もままならない。

ブラが擦れた時や、ちょっとした動きで乳首に刺激を受けた時など感じるような尖った感覚と全く別物だった。

一言で表現するなら、“甘美”だった。松井の舌が乳首を絡めると、ざわざわとした快感が毛細血管を通して全身に広がっていくのを感じた。

その切ない感覚を我慢するのは容易なことではなかった。鋭敏な場所を守ろうとまたも無意識に手が動いて阻害しようとしてしまう。

まだ始まったばかりなのに耐えられるのかしら・・・千春に別の不安がよぎった。(この先どうなるのだろうか・・・)

どうしても口から漏れる声は我慢できない。卑猥な感じがするそのような声を出したくはないのだが、抑えようとしても限界があった。

「あっあっ」恥ずかしかった。歓喜の声を出すことが堪らなく恥ずかしかった。口に自分の指を曲げて歯を食いしばった。そうでもしない限り浮遊した自分の体を安定出来ない。

胸を撫でさすっていた松井の右手は、徐々に下半身に下りていく。太股を通過したその手はスカートをたくし上げた。

熱い下半身に空気が流れて、スカートが捲られていることを知った千春だが、乳首を吸われてどうすることも出来ない。期待する気持ちと恥ずかしさが闘っている。

探るように太股を撫でていた手の動きが、ある一箇所を目指し始めた。

下着の端まで辿り着いた指は、太股と下着の隙間から侵入する。その指が数ミリ単位で奥へと進んでくる。実際はもっと大胆だったのだろうが、千春はスローモーションを見ているようだった。

まだ誰にも触られたことのない恥ずかしい場所へ彼の指がやってきた。



生足だった千春の太股は実に魅力的だった。密な肌が松井の指を吸い付かせるようだ。指の動きに敏感に反応するそれらが堪らなかった。

胸の膨らみも申し分ない。手のひらで包んでいる実感が湧くボリュームと弾力が素晴らしかった。

全てが松井の指に反応し、そして反発してくる。

下着に手を掛けた時も、乳首を少し強めに吸った瞬間に出来た凹みに難なく進められた。

千春が初心者である以上、一番の難敵は羞恥心だ。これを増幅させるような行為は逆効果だ。

そう思った松井は出来る限り目線を千春の顔に近付けていた。もし、不安で目を開けたとき安心感を与えられるだろうと思ったからだ。

指が、今まで誰にも触れられなかった千春の秘密に到達した。



ふと目を開けた。松井と目があった。その目は非常に優しい光を放っていた。少なくともキスの時と違う。

その瞳が放つ優しさとは別に彼の指は千春を捉えている。指に目があったらしっかり見られている・・・

目を見詰めて彼の反応を見る。初めて晒す恥ずかしい部分を彼はどう思ったのだろう・・・それをしっかり見届けたいと思ったのだ。

彼の動きが急になった。目線は彼女を捉えながら下着をはぎ取ろうとしている。無意識に腰が浮いた。その瞬間彼は見事に下着を脱がした。

咄嗟に脱がされた下着を確保しようとしたが手は宙を彷徨った。どんな状態になっているかは察しがつく。それを見られる事は何より恥ずかしい事だった。



薄い陰毛の中に熱い小さな池があった。今にも噴出してしまいそうなその池の中に指を進めた。本心は口を付けてそのぬめりを舐めたかったが、今はその先を急いだ方が得策だと判断した。

まだぎこちないそこは、堅い蕾のようにがっちりガードされているかのようだ。

それでも鋭敏な突起物を何とか確認すると、表皮の上から数度擦ってみた。面白いほど千春の体は跳ねた。

そんな瞬間を狙って一気に下着を剥いだ。あっという小さな声を千春が発した。

脱がした下着をテーブルの上に放り、次の作業に掛かった。

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